インバウンド営業になるためには「頼まれ体質」になること
インバウンド営業の目標は「依頼が掛かってくる」ことです。
皆さんの周りにも、第3者が何らかの問題を抱えているときに「それなら○○さんよ!」と口コミされる人っていませんか?
口込んだ人が、その人の良さ(価値)を認識しているので信ぴょう性が高いのです。
きっと誰もがそんな風になりたいわけですが、一朝一夕でなれるもんじゃないですね。
前のブログにも書きましたが、人脈の主体を他人に置き、日夜「人脈作り」に励んでいる営業マンは多い。「あの人を知っている」「あの社長と食事した」などなど。
でも「知っている」や「食事した」だけでは、口コミなんて生まれないし、こういう人は「自分が何かを依頼できる人」を人脈と呼んでいるんですね。
依頼するって事は「価値」の主体は相手ですよね。口コミって自分の「価値」を広めてくれることでしょ? 本当の人脈を築くためには、広めるべき自分の価値を知ってもらう必要があるわけです。
しつこいですが、「どんなときに人はあなたの価値を認めてくれているのか?」って言えば、誰かがあなたに何かを依頼してきたときです。
依頼主は「あなたが問題解決の糸口を持っている」と思っている。つまり価値を感じている!ってことですね。
なにか依頼が舞い込んでいるのに「めんどくさい」とか「儲かんない」とかでスルーする人の多いこと多いこと。
せっかく価値を認めてくれているのに、大変もったいない!
目の前のチャンスを活かさずに、新しい「人脈作り」に時間とコストをかけるような意味不明なことは金輪際やめましょう。
本当に人脈を持っている人というは、いざと言う時に「自分の名前を第一想起」してくれる人を多く抱えていることです。
でも雑務や雑用ばかりで、自分の価値を見出してくれているとは思えない!って人もいると思います。
私から言えば、どんな雑務や雑用でも依頼された120%やる。それを嫌がらずに真摯に行動していれば依頼の難易度は徐々に上がって行きます。
まずは「頼まれ体質」になること。些細なことでも、それを手に入れるまでは人に尽くしてみましょう。
知っている・頼めるは相手の価値! 知られている・頼まれるは自分の価値!!
頼める人を探すより、頼まれる人になる。
これがインバウンド営業になる最初の一歩。
人の役に立てて初めて、相手はあなたの役に立とうと思ってくれるはずです。
人脈作りは先義後利でいきましょう。
インバウンド営業になるための人脈の考え方
人脈の考え方をリセットしておかないとインバウンド営業にはなれません。
みなさんは人脈をこんな風に考えていないでしょうか?
「私は上場企業の役員を何人も知っている」
「twitterで有名なインフルエンサーと友達だ」
「僕は早稲田卒で同級生は良い会社に勤めている」
などなど。これも確かに人脈なのですが、その価値を外に置いていますね。
さて、話を変えます。
金脈の主体はなんでしょう? はい、金脈の主体は「金」ですね。
ですから金鉱が見つかれば多くの「人」が掘りに来ます。
では次
水脈の主体はなんでしょう? ええ、水脈の主体は「水」ですよね。
飲み水が無ければ人は死にますから「人」が井戸を掘りに来ます。
さてさて、
では、人脈の主体はなんでしょう? もちろん、人脈の主体は「人」ですが。
ここで重要なのは、その人とは「他人」なのか「自分」なのか?です。
「他人」とした人は、金脈・水脈をみつけて「堀に行く人」の方と同じ。
人脈を外に置くと、あちこちへ掘りに行くので大変です。
考え方を変えましょう。金は人を探して動きますか?まさか、動きませんよね。
ですから、インバウンド営業で言う人脈の主体とは「自分」になります。
金や水のごとく価値があれば、人が掘りに来てくれます。あなたは動く必要がありません。
しかし、最初からそんな価値のある人なんていません。だからインバウンド営業はアウトバウンド営業の延長線にあると前のブログで書いたのです。
人に掘りに来てもらうためには、日ごろの心構えが重要です。
それについては次回書きます。
インバウンド営業になるためには「頼まれ体質」になること。(予告)
このブログで言うインバウンド営業とは
久しぶりに新規ブログを立ち上げます。
「インバウンド営業のすすめ」
営業部立ち上げ、営業コンサル、ベンチャーの営業など「セールス」に関わることを30年近くやってきました。
アメブロで営業ブログをやっていたときは常に営業カテゴリーのトップ10に入っていたこともあります。
ブラック企業と言われてしまう、無差別テレアポや飛び込み営業が当たり前の時代から修行しました。今ではマーケティングを行い「費用対効果的に見込み客を集める」ようになり、若い人にとっては良い時代になったと思います。
さて、営業マンがその個人のブランドで集客をすることも簡単にできるようにもなりました。ソーシャルメディアを使えば、繋がりから受注することも出来ます。
このように個人で集客し、受注へ結びつけることをインバウンド営業と言っております。
企業がWEBやSNS、DMなどで集客するのがインバウンドマーケティング。
そこから販売へ繋げるのはインバウンドセールス。
これらを個人で行うのがインバウンド営業と、このブログでは定義しております。
あくまで便宜上ですので、学術的な話は想定しておりません。
アウトバウンドとインバウンドは対義語と捉えられておりますが、インバウンド営業はアウトバウンド営業の延長線にあり、アウトバウンド無しには到達できません。
このブログの最終目標は、電話やメール、SNSを通じて「あなたを探していました」「そのサービスの説明に来てくれませんか?」とお客様から問い合わせが来る状態を作る、ことです。
出来る限り平易で行動に起こしやすく、短期間で成し遂げられるように努めてまいります。
では、今後とも宜しくお願いします。
追伸
丁寧な言葉使いは最初だけです。画像は特に本編と関係ないことが多いです。